第33回「北野地区青少年音楽のひろば」が12月2日(土)、北野台小学校体育館(清田区北野4条5丁目)で開催されました。北野地区の小学生、中学生、高校生たちが合唱や吹奏楽の演奏を披露しました。
この音楽会は、子供たちの健全育成を願って北野地区町内会連合会と北野地区青少年育成委員会が平成元年(1989年)から開催している地域の伝統行事で、今年で33回目となりました。
コロナ禍により過去3年間は無観客開催や中止が続いたため、通常の形での開催は4年ぶりでした。
出演したのは、札幌北野少年少女合唱団、北野台中学校合唱部、清田高校合唱部、羊ケ丘音楽団ジュニアバンド、北野中学校吹奏楽部、清田高校吹奏楽局。
第一部は合唱の部。札幌北野少年少女合唱団の元気な歌声で始まりました。室内文先生の指揮で「気球にのってどこまでも」と「どんなときも」を元気いっぱいに歌いました。
札幌北野少年少女合唱団は毎週土曜日、北野小学校で活動しています。来年1月8日、カナモトホールで開催する北海道少年少女合唱連盟の合同演奏会に出演します。
北野台中学校合唱部は、少人数ですが、クリスマスソング・メドレーなどを披露。清田高校合唱部も少人数でしたが、「やさしさに包まれながら」など3曲を演奏してくれました。
休憩をはさんで第2部は吹奏楽演奏。はじめに今回、初出場の羊ケ丘音楽団ジュニアバンドが登場。「ドラえもん」「ジャンボリッキー」など3曲を、小学生とは思えない力強さで演奏しました。
羊ケ丘音楽団ジュニアバンドは今年創立した小学生の金管バンド。毎週土曜・日曜の午前中、福住小学校で練習しており現在、北野平小、北野台小、福住小、月寒小の小学生が集まっています。清田高校吹奏楽局の姉妹バンドで、一緒に練習や演奏をしているそうです。団員を募集中です。
続いて北野中学校吹奏楽部が登場。クリスマスソングや「名探偵コナン」のメインテーマなど3曲を演奏しました。
最後は、清田高校吹奏楽局の演奏。斎藤琢先生が、羊ケ丘音楽団ジュニアバンドに続いて、清田高校吹奏楽局の演奏でも指揮し、クリスマスソングや迫力あるビッグバンドジャズを聴かせてくれました。
会場には、出演した児童生徒の家族や友達、地域の人たちが大勢詰めかけ、演奏曲が終わるたびに温かい拍手を送っていました。