札幌北野少年少女合唱団(室内文代表)は4月1日(土)、スプリングコンサート2023を札幌コンサートホールkitara小ホールで開催しました。

 子供たちの元気で美しい歌声が、会場に詰め掛けた多くの人に感動と元気をもたらしてくれました。

 札幌北野少年少女合唱団は1990年に発足し、清田区を中心に活動する地域の子ども合唱団です。団員は67名。

 年1回のコンサートのほか、道内の少年少女合唱団との交流コンサート、清田ふれあい区民まつりをはじめとする地域のイベント・お祭り等での演奏など様々な場で活動しています。

 スプリングコンサート2023は、代表の室内文先生の指揮で、20曲近い楽曲を演奏しました。

 札幌北野少年少女合唱団の歌を聞いていつも思うのは、その選曲のすばらしさです。どの歌も前向きで、勇気と元気をくれる歌なのです。それを子供たちが生き生きと歌う姿に、聴衆の大人たちも引き込まれ、感動します。

 今回も「にじ」「ひろい世界」「世界がひとつになるまで」「空も飛べるはず」「一つしかない地球」など、素晴らしい歌を素晴らしいハーモニーで歌ってくれました。

 特に、年上のシニアメンバーで歌った「瑠璃色の地球」は見事なハーモニーで、会場を感動に包みました。曲が終わったとき会場から「ブラボー」の声がかかりました。

 この歌は松田聖子さんが昭和61年(1986年)に発表した楽曲で、作詞は松本隆、作曲は平井夏美。「夜明けの来ない夜はないさ」「あなたがそこにいたから生きてこられた」など前向きの歌詞が美しい歌声に乗って会場に響き渡りました。

 松田聖子さんの歌もいいですが、この曲は合唱で聴くといいですね。

 合唱のほか、ゲストのミュージシャンらによるヴァイオリンやチェロ、ピアノ、フルート演奏(曲は「Jupiter」)もあり、今回も楽しく感動的なコンサートでした。

 札幌北野少年少女合唱団は毎週土曜日9時~12時30分、北野小学校で練習しています。

「ひろまある清田」より転載