北野福祉まつりが10月27日(日)、北野連合会館と北野児童会館で行われ、大勢の地域住民や子供たちが参加しました。
「つなげよう、ひろげよう、福祉の輪」を合言葉に毎年、北野地区福祉のまち推進センターが主催している地域イベントで、今年で19回目となりました。
今年はオープニングで、ソプラノ前田奈央子さん、ピアノ斎藤智奈美さんによる「ソプラノによるミニコンサート」が行われました。心が洗われるような歌声のオープニングでした。
記念講演は、札幌整形循環器病院(清田区北野1条2丁目)副院長・心臓血管内科の尾崎威文先生が「健康寿命を延ばす―元気に長生きするコツ」と題して行いました。
今年も健康チェックコーナーが設けられ、地域の人たちが「物忘れ相談プログラム」や骨密度測定などを受けました。福祉用具コーナーも設けられ、簡単に設置できる手すりや歩行器、福祉靴、車いすなどが展示されました。
手作り作品販売コーナーでは、「游布の会」が防災頭巾や便利な小物類の販売を行いました。清田区内の障がい者施設の製品販売もありました。
子供向けには、赤ちゃんお世話体験コーナーが設けられ、子どもたちが人形を使って、赤ちゃんの抱き方などをスタッフから教わりました。男の子がなれない手つきで赤ちゃん人形を抱くほほえましい姿もありました。
また、バルーンアート、ワニたたき、ストラックアウトなど楽しいゲームコーナーが子供たちの人気でした。
今年も、レストラン「きたの」、喫茶「ナナカマド」、甘味処「峠の茶屋」が会場に設けられ、カレーライスやコーヒーなどを飲食しながら、地域の人同士で交流しました。
レストランや喫茶、健康チェックコーナーなどでは、北野中学校と北野台中学校の生徒約30人がボランティアスタッフとして参加、福祉まつりの運営に活躍しました。
中学生がこうした地域の福祉イベントにボランティアとして参加するのは北野地区の伝統で、すばらしい取り組みですね。
「ひろまある清田」より転載