北野福祉まつりが10月28日(日)、北野連合会館(清田区北野4条2丁目)と北野児童会館(同)で行われました。300人を超す地域の人と子どもたちが参加しました。
「つなげよう・ひろげよう―福祉の輪―」を合言葉に、毎年この時期に北野地区社会福祉協議会が行っている行事で、今年は18回目となりました。
今年は車いすとアイマスクの体験学習会が行われ、子どもたちや地域の人が車いすの試乗や押し方などを体験しました。
健康チェックコーナーは今年も大好評で、多くの人が骨密度や血管年齢などの測定を受けました。
また、北星学園大学社会福祉学部の畑亮輔准教授が「皆で支える困りごと―安心して暮らせるまちを目指して」と題して記念講演しました。
子ども向けのプログラムも用意され、くじびき・かたぬき、バルーンアート、ダーツ、おりがみなどに子どもたちは熱中していました。
会場では、今年も「遊布の会」による防災頭巾などの手作り品が販売され、福祉施設の製品も販売されました。
今年も「レストランきたの」、喫茶「ナナカマド」、甘味処「峠の茶屋」の3店が開店、まごころカレーライス(100円)、コーヒー(100円)、おもち三色だんご(100円)などが提供されました。各お店は地域の人たちの交流の場になっていたようです。
北野地区は、地域の行事に中学生を参加させるのが伝統のやり方で、今回も北野中学校と北野台中学校の生徒がボランティアスタッフとして参加、大人たちに交じって福祉まつりを支えました。
中学生たちにとっても、きっといい経験になったのではないでしょうか。
「ひろまある清田」より転載