札幌市清田区の北野地区町内会連合会が運営しています

北野まきば町内会

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北野まきば町内会 会長 國井 良幸

 

設 立 昭和58年(1983年)
沿 革

 昭和48年8月、高野観光開発株式会社が宅地造成した団地内に、現在のまきば町内会の前身である「高野第5町内会」が誕生。その後、昭和55年に「北野親和町内会」と合併、昭和58年に「北野まきば町内会」としてスタート現在に至っています

※ 昭和48年:高野第5町内会発足
※ 昭和55年:北野親和町内会と合併
※ 昭和58年:北野まきば町内会発足

組 織  平成17年、旧フレック跡地の宅地造成による転入者の町内会加入に伴い24班編成となりましたが、平成18年に高橋マンション居住者(旧23班)の退会、平成20年に「コーポゆう」(旧21班)、平成23年に「エターナルニシヤ26・27」(旧21班)が取り壊しとなり居住者が転出したため、平成24年3月、20班の一部、22班、23班(21班は全員転出により消滅)による班の統合が行われ新21班が編成されました。これにより現在は23班体制で運営されています。
 また、町内会は会長以下18名の役員、23名の班長、21名の副班長(4班、6班は班長のみ)により組織され、会則による専門部会として、福祉推進委員会、サロン委員会、まきば防災団が設置されています。

会 員  区域内の世帯数は353世帯で、町内会加入世帯(会員)が318世帯、未加入世帯(非会員)が35世帯(平成24年度会員名簿)あり、町内会加入率は90.08%です。また、区域内の人口はおよそ900人で、内会員は850人程度と推定され、北野5条1丁目・6条1丁目全域の一世帯あたりの平均人口が2.29人(札幌市の人口統計による)であるのに対して、まきば町内会の会員世帯では2.67人と平均を上回っており、高齢化等による世帯人数の減少が進む一方で、比較的若い世代の転入がこうした数値に表れていると考えられます。(小学校の児童数はこの5年間、40人台で推移)
 しかし、「マチの高齢化」は極めて深刻です。平成15年度の第一版では総人口に占める70歳以上の高齢者の割合が15%であったのに対して、平成20年度の第二版では20%となり、今回の調査結果では24.9%と5年ごとに5%ずつ上昇、65歳以上の人口が総人口に占める割合(高齢化率)は31.5%~最大で35.2%と推定され、平成23年10月1日現在の札幌市の平均(20.7%)を大きく上回っています。
※推定年齢構成図は下段欄外
予 算  町内会の運営は月額400円の一般会費(一般会計)と300円の除排雪費(除排雪特別会計)によって運営され一世帯当たりの会費は次のとおりです。

区 分 年 額 月 額
町 内 会 費 400円/世帯 4,800円/世帯
除 排 雪 費 300円/世帯 3,600円/世帯
 計 700円/世帯 8,400円/世帯

 一般会計予算は平成23年度決算で、年間会費収入約155万円、前年度からの繰越金が約215万円、その他助成金等70万円、総額約440万円で運営しています。
 除排雪会計は、会費収入約120万円に前年度からの繰越金260万円を加え、年間約380万円で運営されてきましたが、年間の除排雪費が約120万円程度であることから、平成22年度は会費徴収を見送り予備費をもって充当しました。その結果、現在は年間約240万円強での運営となっています。

町内会活動

 まきば町内会は総会(毎年4月開催)、役員会(毎月第2土曜日開催)、役員班長合同会議(毎年4月、7月、10月、2月開催)によって運営され、次のような行事や活動が行われています。以前は町内会連合会が主催する会議、行事への参加が全体の7割以上を占めることもありましたが、最近ではまきばサロンを活用した子供会の行事や福祉推進委員会による「茶話会」の実施、老人クラブ「北野まきば友の会」の活動など、単町としての取り組みも盛んです。

● 主な町内会行事 
・4月 まきば町内会定期総会
・5月 吉田川河川敷清掃
・5月 まきば公園通り街路樹枡花植え
・7月 青少年地域ふれあい体験事業
・7月 町内会親睦日帰り旅行会
・7月 夏休みラジオ体操
・8月 夏休み子供サロン開放「映画と七夕会」
・9月 町内会秋まつり 
・9月 敬老の日お祝い品贈呈
・10月 パークゴルフ大会
・11月 女性部講習会
・12月 介護予防勉強会
・12月 クリスマスイルミネーション点灯式
・12月 冬休み子供サロン開放「映画とお楽しみ会」
・1月 町内会新年交礼会
・2月 班長副班長「お疲れ様会」
・2月 除排雪パートナーシップの実施

● 町内会による主な活動
・町内会報「まきば」の発行(毎月1回)
・町内資源回収の実施
・ゴミステーションの維持管理
・街路灯の維持管理(まきば町内会では、平成21年度から街路灯の改修と札幌市への移管を進め、平成24年度で「私有地にあって移管できない2基」を除いて終了しました。このため今後、2基を除く街路灯の維持管理は札幌市の責任で行うこととなります。)
・町内会館「まきばサロン」(サロン委員会)の支援
・子ども会活動の支援(平成24年度子ども会会員登録75名)
・福祉推進委員会活動の支援(「茶話会」、独居老人宅の声かけ訪問、介護予防事業等)
・まきば防災団活動の支援
・老人クラブ「北野まきば友の会」の支援

町内会館

「まきば
サロン」

 平成17年12月に開設された町内会館「まきばサロン」(14班:旧K美容室 北野6条1丁目13-25)によって、町内会の活動は大きく飛躍しました。まきばサロンを活用して行われる様々な親睦行事やユニークなイベント、各種サークル・同好会などの活発な利用によって、平成23年10月3日札幌市は賃借方式の集会施設に対する家賃補助制度(『札幌市集会施設借上補助金交付要綱』)を発足、まきばサロンは同制度の補助対象施設となりました。 現在、まきばサロンは委員長以下11名の委員と8名の協力員によって運営され、平成23年度は延べ4,564人の利用者がありました。

● 集会施設借り上げ補助制度新設までの歩み

平成19年度 ○ 「会館建設準備委員会」を解散し、「会館プロジェクト委員会」を設置。集会施設の取得方式を含めた今後の集会施設のあり方を検討。
○ まちづくりに関する札幌市の出前講座を開催、「賃借方式の集会施設に対する家賃補助制度」導入について意見交換。
平成20年度 ○ 関係各方面に家賃補助制度導入を働きかけ。
○ 三浦英三市議、予算特別委員会で「町内会館などを持たない町内会が市 民集会施設を借り上げる際の費用を補助する制度の導入」について質問。
平成21年度 ○ 北野地区町内会連合会、および清田区に「家賃補助制度」要望の趣旨を 説明。
○ 札幌市、市内の全町内会・自治会を対象としたアンケート調査を実施。「集会施設補助事業」に初めて「家賃補助」の項目が盛り込まれる。
○ 三浦英三市議、「市民集会施設の家賃補助」導入について再質問。
平成22年度 ○ 清田区、全市的な家賃補助制度導入を念頭に3年間の期限付き家賃補助(年間上限20万円)を開始。(清田区町内会等集会施設借上料助成金)
○ まきばサロン、同制度の補助対象施設となる。
平成23年度 ○ 定期総会において、会館プロジェクト委員会菅原三郎委員長、清田区の家賃補助制度実施を受け、全市的な制度化への道筋が示されたことを報告。
○ 平成23年10月3日、「札幌市集会施設借上補助金交付要綱」(年間上限30万円、平成27年度までの暫定事業)が決裁され新制度の導入が決まる。
平成24年度 ○ 会館プロジェクト委員会を解散。委員会活動の総括として「続々・このまちをどうする?」を各戸配布。

● 集会施設借上補助制度の今後
 札幌市は、本制度を「平成27年度を一つの区切りとしてその後のあり方を検討する」としており、一定期間を経過した段階での検証の必要性を述べています。私たちは制度の継続を願うものとして、札幌市が本「事業」(「制度」)の趣旨に添って「誰が」「何を」「どのように」検証するのか、また事業評価の「指標」をどのように定めるのかを注視しなければなりません。同時に、私たちにはサロンの活動が本制度を継続させるに足る十分な内容を引き続き保持していくよう努力することが求められています。

● まきばサロン利用者数及び利用回数の推移

※ 「利用回数」は、1日の利用可能回数を午前・午後・夜間の3回として集計しています。

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発行物

 

●2012年度発行
●2011年度発行
●2010年度発行
●2009年度発行
●2008年度発行
●2007年度発行
●2006年度発行
●2005年度発行
●2004年度発行
●2003年度発行

 

北野まきば町内会の位置
まきば町内会は清田区北野地区の北西に位置し、吉田川(豊平区との境界)と清田通りに挟まれた住宅地です。平成23年4月現在、町内会員の居住区域は次のとおりです。

※ 北野4条1丁目4番地~5番地
※ 北野5条1丁目1番地~8番地及び13番地
※ 北野6条1丁目1番地~10番地及び13番地~16番地

北野まきば町内会の推定年齢構成

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