「北野地区青少年音楽のひろば」が12月7日(土)、北野台中学校体育館で開催されました。小中高校の6団体が出演し、合唱と吹奏楽の演奏を披露しました。
これは、北野地区町内会連合会と北野地区青少年育成委員会が主催して、毎年この時期に開催している伝統の地域音楽会です。今年で34回目を迎えました。
今年は、合唱が札幌北野少年少女合唱団、北野台中学校合唱部、清田高校合唱部の3団体、吹奏楽が羊ヶ丘音楽団ジュニアバンド、北野中学校吹奏楽部、清田高校吹奏楽局の3団体の計6団体が出演しました。
始めにステージに上がったのは、札幌北野少年少女合唱団。今年は9月15日、浜松市で開催された札幌市・浜松市音楽都市交流事業に札幌市から派遣され、浜松市の学生音楽団体と歌声で交流する活躍を見せてくれました。
浜松市においてみんなで歌った思い出の曲「手のひらを太陽に」など3曲を明るく元気に歌い上げました。
また、札幌北野少年少女合唱団の顧問をしている元清田区長の高橋彰さんが、「もしもピアノを弾けたなら」を団員の子供たちと歌い、ハリのある声で見事な独唱を披露しました。
北野台中学校合唱部は、「きよしこの夜」「ジングル・ベル」などクリスマスが近いこの時期らしい演奏を披露しました。また「ふるさと」のハーモニーが美しかったです。
清田高校合唱部は5名による演奏でしたが、少人数とは思えない合唱でした。
休憩時間をはさんで、次は吹奏楽の演奏です。
羊ヶ丘音楽団ジュニアバンドがまず登場。このバンドは、清田区や豊平区をはじめ札幌市内各区から集まった小学生による吹奏楽&ジャズバンドです。
吹奏楽やジャズなど5曲を演奏し、「ジャンボリッキーミッキー」という曲の演奏では、清田高校吹奏楽局の生徒たちがステージに上がって、演奏に合わせて踊るなど、明るく楽しいコラボが実現しました。
続いて、北野中学校吹奏楽部が「ラッパと娘」など3曲を演奏。北野中吹奏楽部は現在、1、2年生22名で活動しているそうですが、安定感のある演奏で、伝統を感じさせてくれました。
ラストは、清田高校吹奏楽局。吹奏楽とビッグバンドジャズの二刀流で活動していることで知られています。この日も、吹奏楽のほか、ノリノリでパンチの利いたジャズ演奏を披露してくれました。明るく笑顔で演奏する部員たちが、とてもカッコよく見えましたよ。
今年は、どの団体も水準が高く、聴きごたえ十分の納得の演奏でした。会場には、地域の人たちも詰めかけ、1曲終わるごとに温かい拍手をステージに送っていました。知野清田区長や清田区選出の議員らも来賓席で演奏を楽しんでいました。