冬の交通安全運動(11月13日~11月22日)に合わせて、清田区交通事故防止集会が清田区役所前の市民交流広場で行われました。

 集会後、参加者は区役所前の厚別滝野公園通沿いで、通行する車両の運転手に安全運転を呼び掛ける街頭啓発を行いました。

 集会と街頭啓発には、清田、北野、清田中央、平岡、里塚・美しが丘の5つの町内会連合会と清田区交通指導員の皆さん、豊平警察署、清田区役所職員ら80余名が参加しました。

 例年だと500人近い参加者がある集会ですが、コロナ禍のため参加人数を大幅に制限し、さらにマスク着用、ソーシャルディスタンスを守っての開催となりました。

 集会では山田清田区長、上原豊平警察署長らが冬の交通事故防止を訴えました。その後、厚別滝野公園通に移り「スピードダウン」「シートベルト着用」と書いた旗を振りながら、運転手に安全運転を呼び掛けました。

 豊平警察署によると、清田区内では今年、10月末までに145件の交通事故が発生し、死者2人、傷者157人も出ています。結構、多いですね。

 2件の死亡事故は、里塚と清田で発生しています。

 里塚の事故は2月22日午前7時57分、里塚1条4丁目の道路を歩いていた70代の女性が、30代男性の運転する乗用車にはねられ、亡くなったというものです。道路脇にはまだ雪山があったそうです。

 清田の事故は7月22日午前6時10分、清田3条1丁目の道路を横断中の20代男性が、40代男性の運転する乗用車にはねられ、死亡したという事故です。

「ひろまある清田」より転載