第32回北野地区青少年音楽のひろばが11月28日(土)、北野中学校体育館で行われました。コロナ感染防止のため、完全無観客での開催。動画に収録し、後日、編集して動画投稿サイトYouTubeで配信、公開する予定です。
北野地区青少年音楽のひろばは「音楽を通じて子供たちの健全育成を」と、北野地区町内会連合会と北野地区青少年育成委員会が平成元年から毎年、この時期に開催しており、今年で32回目の伝統行事。
毎年、北野小学校、北野台小学校、北野平小学校、北野中学校、北野台中学校、清田高校、札幌北野少年少女合唱団が参加し、吹奏楽や合唱、太鼓演奏などを披露し、交流してきました。
今年は、コロナの影響でいったんは中止を決めましたが、「頑張っている生徒たちに少しでも発表の場を」と、北野中、北野台中、清田高校の3校のみの参加で開催しました。
ただし、完全無観客での開催です。世話をする青少年育成委員や先生たちも最小限の人数でした。各校の部員たちは完全入れ替え制で、譜面台の消毒や入場の際の検温など、コロナ対策に万全を期していました。
はじめに清田高校吹奏楽局がクリスマスソングなどを演奏し、続いて北野中学校吹奏楽部は「アルセルナール」など3曲を演奏。最後に北野台中学校合唱部が「僕らの軌跡」などの合唱を披露しました。
各校とも、今年はコロナで十分な練習と発表の場がなかったにもかかわらず、それぞれ元気なサウンドを響かせていました。
会場には5台のビデオカメラを設置、演奏の模様を収録しました。生徒たちは、観客のいない体育館で、演奏や曲紹介を見事にやっていました。ただ、演奏会というより、収録会という趣でした。
北野中学校の立山佳史教頭先生が、収録した動画を編集し、後日、ネットで配信します。その際は、北野地区においては町内会の回覧板で周知するそうです。保護者や地域の人は、ネットで部員たちの演奏と頑張る姿を見ることができます。
今年は難しい状況の中での変則的な開催となりましたが、部員たちと先生、地域の人たちが力を合わせて精一杯に作り上げた「音楽のひろば」でした。
「ひろまある清田」より転載