清田区の厚別川(清田区内では「あしりべつ川」と呼ぶことが多いです)の国道36号線と旧道の間に4月19日(日)、鯉のぼりが80匹、掲揚されました。今年で18年目、今ではすっかり清田区の春の風物詩です。

NPO法人あしりべつ川の会の皆さん

 これは、清田区のボランティアグループNPO法人「あしりべつ川の会」が毎年、この時期に掲揚しているものです。川の両岸を長さ約60メートルのワイヤーロープ3本で結び、そこに大小さまざまな鯉のぼりを取り付けました。

 2003年から始めて、今年で18回目となります。早速、見物に訪れた人たちは、「わあ、すごいね」「すごく大きい鯉のぼりもある」と歓声を上げて見上げています。

 厚別川(あしりべつ川)は、平岡公園梅林、白旗山と並んで、清田区の3つのシンボルとされています。

 「あしりべつ川の会」は、鯉のぼりの掲揚のほか、あしりべつ川河川敷のごみ拾い、河川敷パークゴルフ場の管理、夏に行うあしりべつ川体験塾など、あしりべつ川を活かしたまちづくりを進めるボランティアグループです。

 あしりべつ川河川敷は、密集、密閉、密接にはならないと思いますので、ちょっと鯉のぼりを見てコロナ疲れの気分転換をしてはいかがでしょうか。「川の会」の皆さんも、今年は、そんな思いで作業をしたようです。

 80匹のこいのぼりは、区民から寄贈されたものなどを用いています。こいのぼりは5月6日(水)に降ろすそうです。それまでは川風に吹かれて、春の清田区の空を泳ぎ続けます。

「ひろまある清田」より転載