清田区防災訓練が8月31日(土)、北野小学校のグラウンドと体育館で行われました。区内の町内会役員ら120名が防災機材の取り扱いや避難所開設などの体験・訓練を行いました。
これは、9月1日の「防災の日」を前に毎年、全区を上げて行っている訓練です。町内会関係者のほか、清田区、清田消防署、清田消防団、豊平警察署、陸上自衛隊第18普通科連帯(真駒内)、北海道コカ・コーラボトリング、札幌市水道局などの関係機関が参加しました。
会場の北野小学校グラウンドでは、札幌市で震度7の直下型地震が発生し、清田区全域で家屋倒壊や火災が発生したという想定で訓練を行いました。
参加した町内会役員らは最初に、各町内会に配布されている災害時の資材・機材の取り扱いや、被害者の救出・搬送・応急救護訓練、煙道体験などを行いました。
そののち、避難所の開設・運営の訓練、AEDの取り扱い、ロープ結索体験などに取り組みました。
清田区では2018年9月6日の北海道胆振東部地震で、液状化による宅地破壊、家屋損壊、道路沈没などの甚大な被害が出ただけに、参加者は真剣に訓練に臨んでいました。
一連の訓練の後、北野小学校体育館で防災講演会が行われました。防災プランナーの水口綾香さんから、家庭での災害の備えの大切さを聞きました。
「ひろまある清田」より転載