お盆が近づいた8月10日(土)、「子供盆踊り唄」が北野地区内のあちこちから聞こえてきました。この日は少し寒いくらいの涼しい日でしたが、町内会の夏祭りがあちこちで行われ、郷愁を誘う「子供盆踊り唄」が街に流れました。
八望台町内会の夏まつりは、八望台会館(北野3条4丁目)と会館前の道路で開催しました。道路にテントを設置し、ビールや焼き鳥で地域の交流を深めたほか、会館内では風船バレーや子供玉入れで大いに盛り上がりました。
風船バレーは手軽にできて、かなり盛り上がります。町内会の夏まつりにはぴったりの催しです。
西北野町内会も地域の公園で夏祭り・盆踊り大会を行いました。
北海道の盆踊りは、夕方の早い時間は子供盆踊り、遅くなると大人盆踊り(北海盆唄)の2部制をとるところが多いようですが、近年、盆踊りを踊る大人が少なく、子供盆踊りだけという夏祭りが増えているそうです。
清田区でも10日、町内会の夏祭り会場で「うちは子供盆踊りだけ」「うちは今も2部制ですが、大人盆踊りになると踊る人数が極端に少なくなってしまう」という声を聞きました。
もともと北海道の盆踊りは、「北海盆唄」が主流でしたが、昭和27年(1952年)、北海道教育委員会が、子供も盆踊りを健全に楽しめるようにしようと「子供盆踊り唄」を企画、制作し、レコードを発売しました。
この「子供盆踊り唄」を聞くと、懐かしさがこみ上げる人も多いのではないでしょうか。
子供盆踊り唄
そよろそよ風 牧場に街に
吹けばチラチラ 灯がともる
赤くほんのり 灯がともる
ホラ灯がともる
シャンコ シャンコ シャンコ
シャシャンがシャン
手拍子そろえて
シャシャンがシャン
「ひろまある清田」より転載