第32回北野ふれあい夏まつりを7月20日(土)、厚別川(あしりべつ川)「北野ふれあい橋」左岸河川敷(札幌市清田区北野6条3丁目)で開催しました。とても暑い日でしたが、今年も多くの人で賑わい、盛り上がりました。
北野の夏まつりは、北野の郷土愛をはぐくみ、地域の親睦と交流を深める目的で開催している北野地区最大のイベントです。北野地区町内会連合会を主体とする実行委員会の主催で、今年で32回目を数えました。
開会式には、知野清田区長はじめ国会議員、道議、市議らも参列。岡本北野町連会長の開会あいさつで、今年の夏まつりが始まりました。
川べりの特設ステージでは、GGバンド、北野響楽太鼓、札幌北野少年少女合唱団、池田屋ミュージック、ふれあいサポート、アキラとミエコなどが演奏を披露し、清田ダンスキッズ、コカ・コーラ札幌国際大学(YOSAKOI)、ひょっとこ踊り、北海盆踊りなどの踊りも演じられました。
「アキラとミエコ」のアキラとは高橋彰元清田区長で、花火大会の前にハリのあるバリトンの歌声を披露してくれました。
会場には、清田地区商工振興会の出店をはじめ、さまざまなお店がヤキトリ、ビール、ジュース、お菓子、とれたて野菜、シイタケ、10円パンなどを販売。各種キッチンカーもそろい踏みして、とても賑わいました。
特に、30度を超す暑さの中、ジュース類が飛ぶように売れていたようです。主催者としても「熱中症に気を付けて水分補給を」と呼びかけました。
また、露店も河川敷の会場に軒を並べて出店、綿あめ、お好み焼きなどを販売。金魚すくいなども人気でした。
夜になると、北野の夏まつり最大の呼び物、花火大会です。午後7時30分からカウントダウンが始まり、7時40分、北野中央公園から花火の打ち上げが始まりました。
北野の夏の夜空に大輪の花が広がると、観客席から「わぁっ」と歓声が上がりました。北野の夏まつりは最高潮に達しました。
北野の花火大会は、北野の町内会員6680世帯が1世帯100円を負担し、さらに地元企業などの協賛をいただき実施してきました。しかし、今年は火薬類が高騰し、花火大会は開催の危機に陥りました。
ここに、武ダホールディングス株式会社(白石区)が特別協賛を申し出てくれて、開催にこぎつけることができました。武ダホールディングスの武田幹郎社長は北野出身です。感謝しています。
実際の花火打ち上げ作業も北野の地元企業、職人工房(北野7条4丁目)が行いました。オール北野で打ち上げた花火でした。
町内会連合会が打ち上げる花火大会としては、札幌市内で北野は最大規模です。花火大会は20分ほどで終了、盛り上がった余韻を残して今年の北野の夏まつりは終了しました。
今年の夏まつり、2万人の人出があったと推定しています。