北野ふれあい夏まつりが7月21日(土)、あしりべつ川(厚別川)の北野ふれあい橋付近の河川敷(札幌市清田区北野6条3丁目)で行われ、地域住民がどっと繰り出し、今年も大変なにぎわいとなりました。夜には花火大会が行われ、大輪の花が北野の夜空を飾りました。
北野地区町内会連合会の主催で、今年で28回目となる北野地区最大のイベントです。
今年のゲストは、清田区出身のお笑いコンビ・アップダウンとシンガーソングライターの笹木勇一郎さん。
アップダウン(阿部浩貴さん、竹森巧さん)は、カラオケ大会の司会をしたり、2人それぞれ歌を披露したりして会場を盛り上げました。
アップダウンの竹森巧さんは、シンガーソングライターとしても活躍しており、今年の北海道命名150周年にちなんで「北海道」という唄を作詞作曲。これを北野台中学校合唱部の生徒たちと一緒に合唱し、地域の皆さんに披露しました。
笹木勇一郎さんも東京から参加し、自作の歌を元気いっぱいに歌ってくれました。
ステージでは、北野響楽太鼓や清田キッズダンス、池田屋ミュージックなど次々とステージ発表が行われ、ビンゴゲームや北海盆踊りなども行われました。
会場は今年も地域の人たちによるテントの出店が軒を並べ、焼き鳥、焼きそば、ビール、ジュースなどを販売、飛ぶような売れ行きでした。
会場にはテーブルがたくさん並べられ、終日、繰り出した地域住民で賑わいました。
昨年まで、会場はあしりべつ川の左岸河川敷のみで行われていましたが、今年は川を挟んだ向かいの右岸河川敷でも、地元企業の職人工房(北野7条4丁目)がドローンの体験操縦のブースを出したり、児童会館がゲームコーナーを出店するなど、会場が広がりました。
夜になると、露店が大にぎわいとなりました。やはりお祭りに露店は付きものなんですね。金魚すくいやヨーヨー釣り、たこ焼きなど各露店とも子供や大人たちでいっぱいでした。
そして、辺りが暗くなると、夏まつりのフィナーレを飾る花火大会が始まりました。北野の花火大会は、地域住民の1世帯100円の協賛や地元企業の協賛で運営する地域が行う花火大会です。規模も大きく、北野だけでなく近隣からも大勢の見物の人が来ていました。
19時45分から約30分間の夏の夜空のショー。最後に、華々しい打ち上げ花火が連続して打ち上げられると、河川敷や堤防で見ていた人たちから一段と大きな歓声が沸きあがりました。
今年は、かなりの人出があったように思います。準備から運営まで、すべて北野地区町連を中心とした地域住民による手作りです。北野地区の地域のつながりは、こうした夏まつりを通じて一段と強い絆になっているように見受けられます。